「子どもがいじめで不登校になった。でも仕事を休めない。どうすればいいか分からない」——そんなシングルマザーに向けて、同じ経験をした40代が正直に体験談を語りますね。
上の子が部活でいじめに遭い、先生への不信感から高校受験期に不登校になりました。朝起きない・部屋にこもる・ネットとゲーム漬けの毎日。スマホを解約したり・Wi-Fiを夜22時に切ったり・心療内科に連れて行ったり。いろんなことを試しながら、最終的には一般入試で高校に合格しました。この記事ではいじめで不登校になったときの対応・学校への対処法・子どものメンタル回復・シングルマザー自身のメンタルケアまで正直に解説しますね。
🏫 子どもの居場所と
シングルマザーの仕事探し
いじめで不登校になったとき最初にやること
まず子どもの話を聞く
いじめで不登校になったとき、最初にやることは「子どもの話をとにかく聞くこと」です。「なぜ学校に行かないの」「いつ行けるの」という言葉はいじめられた子どもをさらに追い詰めます。
子どもの話を聞くときのポイント
| NG | OK |
|---|---|
| 「なぜ学校に行かないの」 | 「何があったか話せる?」 |
| 「いつ行けるの」 | 「無理しなくていい」 |
| 「気にしすぎじゃない」 | 「それはつらかったね」 |
| 「あなたにも悪いとこがあるんじゃない」 | 「あなたは悪くない」 |
| 「強くならないと」 | 「一緒に考えよう」 |
うちの子は最初ほとんど話してくれませんでした。部屋にこもって出てこない日が続きましたが、夜ご飯のときだけ一緒に食べるというルールだけ守ってもらいながら・少しずつ話してくれるようになりました。
最初は「聞くだけ」でOKです。解決策を出そうとしなくていい。まず子どもの話を受け止めることから始めてくださいね😊
学校・担任への連絡方法
いじめが分かったら学校への連絡は早めに動くことが大切です。ただしシングルマザーは仕事があるため、連絡のタイミングと方法を工夫する必要があります。
学校への連絡のステップ
| ステップ | 内容 | タイミング |
|---|---|---|
| ①担任に連絡する | まず電話またはメールで事実を伝える | 気づいたらすぐ |
| ②面談を申し込む | 仕事後・土曜などで調整する | 1週間以内 |
| ③事実確認を求める | いじめがあったかどうか確認してもらう | 面談時 |
| ④対応策を聞く | 学校としてどう動くかを確認する | 面談時 |
| ⑤記録を残す | 連絡した日時・話した内容をメモする | 毎回 |
担任への連絡はメール・連絡帳など記録が残る形がおすすめです。後から「言った・言わない」になったときの証拠になります。
学校への連絡は記録が残る形で行うことが大切です。電話した場合も日時・内容・担任の発言をメモしておいてください😊
いじめの証拠を残す
いじめの証拠を残すことは後の対応をスムーズにするために重要です。証拠がなければ学校も動きにくいですし、教育委員会への相談時にも必要になります。
残しておくべき証拠の種類
| 種類 | 内容 |
|---|---|
| 子どもの証言 | いつ・どこで・誰に・何をされたかを記録 |
| LINE・SNSのスクリーンショット | 悪口・無視・グループ外しなどの記録 |
| 傷・あざの写真 | 身体的ないじめがあった場合 |
| 壊された物の写真 | 持ち物を隠された・壊されたなどの記録 |
| 学校との連絡記録 | メール・連絡帳・電話メモ |
| 子どもの日記・手紙 | 子ども自身が書いたものも証拠になる |
⚠️ 証拠を集めることは「戦うため」ではなく「子どもを守るため」です。感情的にならず淡々と記録することを心がけてくださいね😊
学校・先生が動いてくれないときの対処法
担任→学年主任→校長へエスカレート
担任に相談しても動いてくれない場合は、上の立場に順番に相談していきます。「モンスターペアレント」と思われたくないという気持ちは分かりますが、子どもを守るためには遠慮しなくていいです。
エスカレーションのステップ
| ステップ | 相談先 | ポイント |
|---|---|---|
| ① | 担任 | まず事実を伝える・対応を確認する |
| ② | 学年主任 | 担任の対応が不十分な場合に相談 |
| ③ | 校長・副校長 | 組織として対応してもらう |
| ④ | 教育委員会 | 学校全体が動かない場合 |
| ⑤ | 法務局・弁護士 | 深刻ないじめ・暴力がある場合 |
うちの子の場合、担任に伝えても「子ども同士のことだから」とあいまいな対応が続きました。学年主任に相談したところ、ようやく加害側の子どもの保護者を含めた話し合いが設定されました。一段上に相談するだけで動きが変わることはあります。
担任が動かないときは「学年主任に相談させてください」と伝えれば大丈夫です。クレームではなく子どもを守るための正当な手順ですよ😊
教育委員会への相談
学校全体が動かない・隠蔽されていると感じた場合は教育委員会への相談が有効です。教育委員会は各都道府県・市区町村に設置されており、学校への指導権限を持っています。
教育委員会への相談の流れ
| 手順 | 内容 |
|---|---|
| ① 相談窓口を調べる | 市区町村の教育委員会に電話・メールで相談 |
| ② 経緯をまとめる | いつ・何があったか・学校にどう伝えたか |
| ③ 証拠を提出する | LINE・写真・連絡記録などを用意する |
| ④ 対応を求める | 学校への指導・調査を依頼する |
| ⑤ 経過を確認する | その後の動きを定期的にフォローする |
文部科学省のいじめ相談窓口「24時間子どもSOSダイヤル(0120-0-78310)」も活用できます。子ども自身が電話できる窓口で、保護者からの相談も受け付けています。
⚠️ 教育委員会への相談は「学校への不信感を公表する」ことではありません。子どもの権利を守るために設けられた制度を使うだけです😊
いじめの責任は誰にあるか
「いじめで不登校になった場合、責任は誰にあるか」はよく検索されている疑問です。法的な観点から整理しておきます。
いじめの責任の所在
| 責任の主体 | 内容 |
|---|---|
| 加害者側の保護者 | 民事上の不法行為責任(損害賠償) |
| 学校・教師 | いじめを把握しながら対応しなかった場合は国家賠償法上の責任が生じる可能性あり |
| 設置者(自治体・法人) | 公立校は自治体・私立校は学校法人が責任を負う場合がある |
2013年に施行された「いじめ防止対策推進法」では、学校にいじめの早期発見・対応・重大事態への調査が義務づけられています。学校が適切に対応しなかった場合は法的責任を問える可能性があります。
ただし法的手続きは時間・費用・精神的コストがかかります。まずは教育委員会・法務局の人権相談(0570-003-110)・弁護士への無料相談から始めることをおすすめします。
いじめは子どもだけの問題ではありません。学校・加害者保護者・自治体それぞれに責任があります。一人で抱え込まず相談窓口を使ってください😊
シングルマザーが不登校に対応した体験談
部活いじめ→先生不信→不登校の経緯
上の子が不登校になったのは中学3年生、高校受験を控えた時期のことです。部活の中でじわじわといじめが始まり、最初は「部活に行きたくない」という言葉から始まりました。
担任の先生に相談しましたが「様子を見ましょう」という対応が続き、子どもの中で先生への不信感が積み重なっていきました。「先生に言っても何も変わらない」という気持ちが、学校全体への不信につながっていったのだと思います。
ある朝から突然起きてこなくなりました。「学校に行きたくない」ではなく「動けない」という状態でした。シングルマザーで仕事を休めない状況の中、子どもを置いて出勤する罪悪感と、どうすればいいか分からない焦りで頭がいっぱいでした。
不登校のきっかけはいじめだったとしても、根っこには「大人への不信感」が積み重なっていることが多いです。まず子どもの気持ちを受け止めることが出発点になります😊
ネット・ゲーム漬け→スマホ解約・Wi-Fi夜22時ルール
不登校になってからの子どもの生活はネット・YouTube・ゲーム漬けでした。昼夜逆転が始まり、部屋から出てこない日が続きました。
最初は「スマホやゲームを取り上げれば学校に戻る」と思っていました。でも調べるうちに、ネットやゲームは不登校の子どもにとって「外の世界とつながれる唯一の場所」だということが分かり、無理やり取り上げるのはやめました。本人が自分でやめるまで、そばで見守ることにしました。
ただし、ある日事件が起きました。学校を休んだのに友達とオンラインゲームの約束をして、部屋から笑い声が聞こえてきたんです。さすがに頭にきてスマホを解約しました。
その後話し合いをして決めたルールが「Wi-Fiを夜22時に切る」というものです。最初の2週間は激しく反発されましたが、2ヶ月後には生活リズムが少しずつ改善してきました。
ネットやゲームを一律に禁止するより、時間のルールを決めて守らせる方が長続きします。ルールは子どもと一緒に決めると反発が少ないです😊
心療内科・IQテスト・AQテストを受けた
不登校が長引いてきたころ、第三者の専門家の力を借りようと心療内科に連れて行きました。子ども本人は最初「病院なんか行きたくない」と嫌がりましたが、「あなたがおかしいんじゃなくて、今の状態を一緒に整理したい」と伝えて説得しました。
心療内科ではIQテストとAQテスト(自閉症スペクトラム指数)を受けました。結果はIQが高めで、AQは特性の傾向が出ましたが診断はつきませんでした。
この検査が思わぬ効果をもたらしました。子ども自身が「自分はこういう特性があるんだ」と理解できたことで、自己否定が少し和らいだんです。「自分がダメだから不登校になった」という思い込みが、「そういう特性だから学校が合わなかっただけ」という見方に変わっていきました。
心療内科は「精神的に病んでいる人が行くところ」ではありません。子ども自身の特性を理解するための場所として活用できます😊
受験前の不登校は自己分析が大事
高校受験を控えた時期の不登校だったため、進路の問題は避けて通れませんでした。このとき私が子どもに繰り返し伝えたのは「自己分析をしよう」ということです。
「なぜ今の学校が合わなかったのか」「自分はどんな環境なら力を発揮できるか」「高校に求めるものは何か」——この3つを一緒に考えました。
自己分析を通じて子どもが出した答えは「人間関係がフラットな学校がいい」「部活は任意参加がいい」「通学時間が短い方がいい」というものでした。この条件をもとに志望校を絞り込んでいきました。
受験前の不登校はデメリットばかりに見えますが、自分が何を大切にしているかをじっくり考える時間にもなります。
受験前の不登校は焦りますが、自己分析ができた子どもは高校に入ってからの適応が早いです。「どんな環境なら自分は動けるか」を一緒に考えてみてください😊
じいじばあばに「助けてください」と言えた転機
不登校対応で一番つらかったのは「一人で抱えている」という孤独感でした。シングルマザーなので相談できる人が少なく、仕事・家事・子どもの対応をすべて一人でこなしていた時期がありました。
転機になったのは、元夫の両親——じいじとばあばに「助けてください」と連絡したときです。離婚後も関係を続けていた祖父母で、子どもたちも懐いていました。
「私一人では限界です。週に一度でいいので子どもの話し相手になってもらえますか」とお願いしました。プライドが邪魔して言い出せずにいましたが、言えたことで状況が大きく変わりました。
じいじばあばと過ごす時間が増えたことで、子どもは「自分を好きでいてくれる大人がいる」という感覚を取り戻していきました。学校の外に自分の居場所ができたことが回復の大きな力になったと思います。
「助けてください」と言えることは弱さではありません。子どものために頼れる人に頼ることが、回復への一番の近道になることがあります😊
スタサプ×Z会で学力を維持した
不登校期間中も学力を維持するために取り入れたのがスタディサプリとZ会のダブル使いです。学校に行けない日でも、自分のペースで勉強できる環境を作ることが目的でした。
スタサプ×Z会の使い分け
| サービス | 使い方 | 特徴 |
|---|---|---|
| スタディサプリ | 授業の補完・苦手単元の復習 | 月2,178円〜・映像授業で自分のペース |
| Z会 | 応用力・記述力の強化 | 添削指導あり・考える力がつく |
不登校の子どもに「勉強しなさい」と言っても逆効果です。うちではまずスタサプで興味のある教科から自由に見始めてもらい、生活リズムが整ってきたところでZ会を追加しました。
学校の授業を全部受けていないにもかかわらず、この2つのおかげで受験に必要な学力は維持できました。
不登校中の学習は「継続できる量」から始めることが大切です。1日15分でも続けられる環境を作ることが、受験への土台になります😊
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推薦落ちでも一般入試で合格
不登校期間があったため内申点が下がり、第一志望の推薦入試は不合格でした。子どもも私もかなり落ち込みました。
ただ自己分析をしっかりやっていたおかげで、志望校の方向性はブレませんでした。「人間関係がフラット・部活任意・通学時間短め」という条件で絞り込んだ公立高校を一般入試で受験しました。
結果は合格。ランクは当初の志望より一段落としましたが、入学後の子どもは見違えるように元気になりました。「学校って楽しいかもしれない」という言葉を聞いたとき、不登校の1年間が報われた気がしました。
推薦がダメでも一般入試がある。内申点が下がっても受けられる高校がある。不登校は受験の終わりではありません😊
子どものメンタル回復に親ができること
「学校に戻すこと」を目標にしない
いじめで不登校になった子どものメンタル回復において、一番やってはいけないのが「学校に戻すこと」を最優先の目標にすることです。
「早く学校に戻ってほしい」という親の気持ちは当然です。でもその焦りが言葉や態度ににじみ出ると、子どもは「回復しなければいけない」というプレッシャーをさらに感じてしまいます。
メンタル回復に必要なのは「何もしなくていい時間」です。最初の1〜2ヶ月は学校のことを一切口にしないと決めた家庭の方が、その後の回復が早い傾向があります。
回復期のステップのイメージ
| 段階 | 状態 | 親の関わり方 |
|---|---|---|
| 急性期(〜1ヶ月) | 部屋にこもる・話さない | そっとしておく・食事だけ一緒にとる |
| 安定期(1〜3ヶ月) | 少し話すようになる | 話を聞く・否定しない |
| 回復期(3ヶ月〜) | 外に出られる日が増える | 小さな行動を一緒に考える |
| 前進期 | 自分で動き始める | 見守る・選択肢を提示する |
「学校に戻ること」はゴールではありません。子どもが自分らしく生きられる場所を見つけることがゴールです。焦らず段階を踏んで関わってくださいね😊
居場所を作る(フリースクール・通信教育)
メンタル回復に欠かせないのが「学校以外の居場所」です。学校だけが世界のすべてだと思っていた子どもに、別の世界があることを見せてあげることが回復の大きな助けになります。
居場所の選択肢
| 種類 | 特徴 | 向いている子ども |
|---|---|---|
| オンラインフリースクール | 自宅から参加・出席扱いになる場合も | 外出がまだ難しい子・人間関係が怖い子 |
| 通学型フリースクール | 少人数・自分のペースで通える | 少しずつ外に出られるようになってきた子 |
| 通信教育 | 自宅で自分のペースで学べる | まず学びの習慣を取り戻したい子 |
| 図書館・公民館 | 無料・一人で行きやすい | 家以外の場所に慣れたい子 |
| 習い事・スポーツ | 学校と関係ない人間関係が作れる | 特定の得意なことがある子 |
うちの子の場合、フリースクールは費用と送迎の問題で断念しました。代わりにスタサプとZ会で学びの場所を確保しながら、じいじばあばの家が「学校以外の居場所」になりました。
居場所は学校でなくてもいい。大切なのは「自分を受け入れてくれる場所がある」という感覚を子どもが持てることです。
フリースクールが難しい場合は通信教育でも十分に居場所になります。「学べている」という感覚が子どものメンタル回復を支えますよ😊
第三者の力を借りる
親だけで抱え込まないことがメンタル回復の大前提です。子どもは親に心配をかけたくないという気持ちから、本音を親に話せないことがあります。第三者がいることで、子どもが話せることが増えます。
活用できる第三者の力
| 相談先 | 特徴 | 費用 |
|---|---|---|
| 心療内科・精神科(子ども専門) | IQテスト・AQテストなど特性把握もできる | 保険適用あり |
| スクールカウンセラー | 学校に在籍したまま相談できる | 無料 |
| 教育支援センター(適応指導教室) | 自治体が運営・出席扱いになる場合も | 無料 |
| 子どもの人権110番(0120-007-110) | 電話相談・子ども本人も利用可 | 無料 |
| 24時間子どもSOSダイヤル(0120-0-78310) | 夜間も対応 | 無料 |
| 祖父母・親戚 | 親以外の信頼できる大人として機能することも | 無料 |
うちの場合は心療内科と祖父母の2本柱でした。心療内科では特性を「見える化」することで子ども自身が自己理解を深め、祖父母との時間が感情的な安全基地になりました。
⚠️ スクールカウンセラーの予約が取りにくい場合は、担任ではなく学校の教頭・副校長に「カウンセラーと面談したい」と直接伝えると優先してもらえることがあります😊
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シングルマザー自身のメンタルケア
一人で抱え込まない
子どものいじめ・不登校に直面したとき、シングルマザーが一番陥りやすいのが「一人で抱え込む」ことです。相談できる相手がいない・仕事を休めない・お金の不安も重なる——そんな状況で精神的に限界になるのは当然のことです。
私自身も不登校対応の初期は誰にも相談できずにいました。「シングルマザーなのに子どもまで不登校にさせてしまった」という自責の気持ちが強くて、人に話すことができなかったんです。
転機になったのは前述のとおり、祖父母に「助けてください」と言えたときです。プライドを手放して助けを求めたことで、状況が動き始めました。
相談できる場所の一覧
| 相談先 | 内容 | 費用 |
|---|---|---|
| 母子家庭等就業・自立支援センター | 生活・就労・法律相談 | 無料 |
| 女性相談センター(各都道府県) | 精神的なつらさ・生活の悩み全般 | 無料 |
| よりそいホットライン(0120-279-338) | 24時間対応・一人で抱え込んでいるとき | 無料 |
| ひとり親家庭支援センター | 育児・就労・制度の相談 | 無料 |
| かかりつけ医・心療内科 | 睡眠が取れない・食欲がないなど身体症状が出た場合 | 保険適用あり |
「私がしっかりしなければ」と思いすぎないでください。シングルマザーが倒れたら子どもの支えがなくなります。自分を守ることも子どものためです😊
仕事を辞めるべきか
不登校になったとき「仕事を辞めて子どものそばにいるべきか」と悩むシングルマザーは多いです。結論から言うと、シングルマザーは仕事を辞めないことを強くおすすめします。
理由は2つあります。1つ目は経済的な理由です。仕事を辞めると収入がゼロになり、生活費・医療費・将来の教育費が一気に不安定になります。お金の不安が重なると親のメンタルがさらに追い詰められ、子どもにもその影響が出ます。
2つ目は子どもの回復にとって「親が外に出て働いている」という日常が大切だからです。親が仕事を辞めて家にいると、子どもが「自分のせいで親の人生を狂わせた」という罪悪感を持つことがあります。
仕事と不登校対応を両立するための工夫
| 工夫 | 内容 |
|---|---|
| フルリモート勤務に切り替える | 通勤をなくすことで子どもの様子を確認しやすくなる |
| フレックス制度を活用する | 通院・面談に合わせて出退勤時間を調整する |
| 時短勤務を申請する | 育児・介護休業法上の制度を活用する |
| 在宅ワーク・副業を組み合わせる | 収入を維持しながら働き方を柔軟にする |
| 祖父母・支援制度に頼る | 日中の見守りを第三者に委ねる |
私はフルリモート正社員だったので、仕事をしながら子どもの様子を確認できました。昼休みに部屋をのぞいて「ご飯食べた?」と声をかけるだけで、子どもの安心感が違いました。
仕事を辞める前に、まず働き方を変えることを検討してください。フルリモートへの転職・時短申請・副業の組み合わせで乗り越えられることは多いです😊
使える支援制度
シングルマザーが不登校対応をしながら使える支援制度をまとめます。経済的な不安を制度で補うことで、精神的な余裕が生まれます。
使える支援制度一覧
| 制度 | 内容 | 窓口 |
|---|---|---|
| 児童扶養手当 | 月48,050円(子ども1人・全部支給) | 市区町村 |
| ひとり親控除 | 所得税38万円・住民税33万円の控除 | 確定申告・年末調整 |
| 就学援助制度 | 学用品費・給食費・修学旅行費の補助 | 学校・市区町村 |
| 教育支援センター | 不登校の子どもの居場所・出席扱いになる場合も | 市区町村教育委員会 |
| 生活福祉資金貸付 | 緊急時の生活費の貸付(保証人あり無利子・なし年1.5%) | 社会福祉協議会 |
| 緊急小口資金 | 10万円以内・無利子・最短5営業日で振込 | 社会福祉協議会 |
| フードバンク・子ども食堂 | 食費の負担を減らす・子どもの居場所にもなる | 地域の支援団体 |
⚠️ 支援制度は「申請しなければもらえない」ものがほとんどです。まず市区町村の窓口に「ひとり親家庭で子どもが不登校になっている。使える制度を全部教えてください」と伝えてみてくださいね😊
💼 働き方を変えて子どもに寄り添いたい方へ
Q&A よくある質問
Q1. いじめで不登校になったら親はどうすればいいですか?
まず子どもの話をとにかく聞くことです。「なぜ行かないの」「いつ戻れるの」という言葉はNGです。最初の1〜2ヶ月は学校のことを一切口にせず、食事だけ一緒にとることから始めてください。学校への連絡はメールなど記録が残る形で行い、いじめの証拠(LINE・写真・連絡記録)を残しておくことが大切です。担任が動かない場合は学年主任→校長→教育委員会の順にエスカレーションしてください。
Q2. 学校がいじめを認めてくれない場合はどうすればいいですか?
教育委員会への相談が有効です。各市区町村の教育委員会は学校への指導権限を持っています。相談の際は証拠(LINE・写真・連絡記録)を持参してください。それでも動かない場合は法務局の人権相談(0570-003-110)や弁護士への無料相談も選択肢になります。いじめ防止対策推進法では学校に対応義務が定められており、対応しなかった場合は法的責任を問える可能性があります。
Q3. 不登校になりやすい家庭の特徴はありますか?
文部科学省の調査では、不登校の要因として「いじめを除く友人関係をめぐる問題」「学業不振」「家庭に係る状況」などが挙げられています。ただし「母子家庭だから不登校になりやすい」というデータはありません。シングルマザーの家庭で不登校が起きたとしても、それはひとり親であることが原因ではなく、子ども個人の特性や学校環境との相性によるものがほとんどです。自分を責めないでください。
Q4. 不登校の母親のメンタルを守るにはどうすればいいですか?
一人で抱え込まないことが最優先です。よりそいホットライン(0120-279-338)・女性相談センター・ひとり親家庭支援センターなど無料で相談できる窓口を活用してください。睡眠が取れない・食欲がない・涙が止まらないなど身体症状が出た場合は心療内科に相談してください。「子どものために自分が犠牲になる」という考え方は長続きしません。親自身が元気でいることが子どもの回復を支える一番の力になります。
Q5. 不登校の子どもにスマホ・ゲームを与えていいですか?
完全に禁止するより時間のルールを決める方が長続きします。うちでは「Wi-Fiを夜22時に切る」というルールを子どもと一緒に決めました。最初は反発しましたが2ヶ月後には生活リズムが改善しました。不登校の子どもにとってネット・ゲームは「外の世界とつながれる唯一の場所」であることも多いです。一律に取り上げるより、使い方のルールを一緒に考える方が子どもの信頼を損ないません。
Q6. 不登校でも高校受験はできますか?
できます。内申点が下がる・欠席日数が多いという不利はありますが、一般入試で受験できる公立高校は多くあります。うちの子は不登校期間があり推薦は不合格でしたが、一般入試でランクを一段落とした公立高校に合格しました。受験前に「自分はどんな環境なら力を発揮できるか」という自己分析をしっかりやっておくと、入学後の適応がスムーズになります。通信制高校・定時制高校という選択肢もあります。
Q7. フリースクールに行けない場合の代替手段はありますか?
通信教育が有効な代替手段になります。うちでは費用と送迎の問題でフリースクールを選ばず、スタディサプリとZ会のダブル使いで学力を維持しました。自治体が運営する教育支援センター(適応指導教室)は無料で利用でき、出席扱いになる場合もあります。オンラインフリースクール(SOZOWスクールなど)は通学不要・比較的費用が抑えられるため、選択肢として検討する価値があります。
まとめ
いじめで不登校になったとき、シングルマザーが一人で抱えるには限界があります。この記事で伝えたかったことを最後にまとめますね。
最初にやることは子どもの話をただ聞くことです。解決策を出そうとしなくていい。「あなたは悪くない」と伝えながら、そばにいてください。
学校が動かないときは担任→学年主任→校長→教育委員会の順にエスカレーションしてください。いじめの証拠は記録が残る形で残し、感情的にならず淡々と対応することが大切です。
子どものメンタル回復には「学校に戻すこと」を目標にしないことが重要です。学校以外の居場所・第三者の力・通信教育を組み合わせながら、子どもが自分らしくいられる環境を作ってください。
シングルマザー自身のメンタルも同じくらい大切です。仕事は辞めずに働き方を変えることを先に検討してください。使える支援制度はたくさんあります。「助けてください」と言える場所に連絡してみてください。
不登校は終わりではありません。うちの子は推薦落ちでも一般入試で高校に合格し、今は見違えるように元気に学校生活を送っています。必ず出口はあります😊
🏫 子どもの居場所と
シングルマザーの働き方を一緒に解決しませんか

